新潟県柏崎市の鋳造工場【 株式会社ミウラ 】様々な構造の製品にも対応出来ます。1kgから2000kg迄生産し、高品質・多品種少量生産に撤しています。
当社は2022年に120周年となりますが、ミウラでは創業当時より使われているロゴマークが有ります。カタカナの「ラ」を3つの「ウ」で囲んでいる物です。
「良い製品を造る」を第一の目標に、社内の従業員がそれぞれ己を高めて成長し、新しい事にも挑戦する姿勢と共に従業員の和(輪)を大切にしたいと言う願いが込められています。
昨今、若者の製造業に対する姿勢が以前とは少し違い、体を使っての作業に就こうとする人が減ってきており、現在は如何にしてこの業界の作業者を確保するかが大きな課題であります。
鋳物とは産業の礎であり誰かがやらなければ多くの人が困まることになります。また、鋳造は自分の手で物を作っていることを実感できる職場だと思っています。覚えることも色々とあり大変かもしれませんが、知識を付けていくほど奥の深いものだと実感していけると思います。
新潟県柏崎市の地で操業して約120年、創業当時柏崎は石油産業によって大きな発展を遂げている最中でした。地域密着の生活に必要な鍋などの生活用品、石油掘削部品や精製工場の部品を製作し(汽車のひじ掛けや銀座のガス灯なども作ったと聞いています)柏崎の産業発展と共に歩んできた誇るべき歴史があります。
かつて当社は三浦本家鋳工場という社名でした。本家という言葉の通り、過去には創業者の弟が分家となり、又、弟子が独立する等何社もあった同業も現在柏崎の 鋳造工場はほぼ無くなってしまい少し寂しい状況では有ります。
しかしながらユーザー様の信用も頂いて、現在順調に操業させて頂いています。
社長として自分で5代目となりますが「創意工夫・努力と実行」のもと、これからも地域発展や鋳物産業の発展のため頑張っていきたいと思います。
株式会社ミウラ
代表取締役 三浦 孝明